吉祥寺とぼくらの

ドーナツ

で、結局吉祥寺のミスドで歌詞を書いていました。
いやあ、おかげではかどったはかどった。
無事仕上がった!!
上からOKさえでれば、夏には発表できるんじゃないかと思います。
ついでに、ミスドにいたからこそ浮かんだアイディアも出てきたので、
充分元はとって帰ってきました。




で、アニメ「ぼくらの」
森田宏幸監督がチズ編をどう料理するのか楽しみで仕方がなかったので、
ドキドキしながら見ました。



ガラッと変えるのかな?と思ったら大筋はあまり変わってない様子。
原作の大きな謎の一つでもある「未契約者」のトリックも出て来る可能性も出てきたし。
ただ、チズの復讐心が原作と違って「女の私怨」という側面が強い描かれ方をしていたので、
どう今後に作用するかが気になる所。
さらにチズ姉と畑飼先生の関係もこの時点で知っているのも、どう絡んでくるのか?



チズ姉といえば、今回納得がいかなかったのはチズの家族の描き方。
たしかに、楽天的でお人好しで人に騙される事もあるけど、
自分達の信念で行動したことにちゃんと責任を負う覚悟ができている、
という筋を持っているのが本田一家なわけで。


でも、今回のような描き方だと物事を深く考えてない能天気なだけの家族にしか見えない。
洗濯物で干していた娘の下着が盗まれたのかもしれないというのに、
それについて軽く流したあげく、
「そんなことより、(町内会の出し物の桃太郎の劇の)桃を動かす役をやってみないか?」
なんて娘に言う親には、さすがにちょっと共感できない。


今後アニメでも原作のように本田一家を掘り下げるエピソードがあったとしても、
この件がある限り、不信感はぬぐえそうもないです。
その他は今回もとてもよかっただけに、残念。




で、来週は畑飼先生への復讐が始まるのですが、
ここで前々回を思い出してみると、
あの時チズは畑飼先生のアパートへ行っているんですよね。
最初に見たときはただ「先生の家に通ってる関係」のようにみえたけど、
今回の話を見ると、もしかしてあの時点で復讐を決意していたのかも?とも解釈できる・・・


なんで録画したものを見てみたのですが、
う〜む、なんとも言えない(笑)
復讐にも見えるし、全てを知った上でそれでもなお先生のところに通おうとしてるようにも見える。
もし後者なら、チズの復讐心は愛憎がものすごい入り交じってるなあ。
そう思いながら見てみると、あの妖艶な表情も若年齢で大人の関係を経験したから大人びてるのではなく、
もっと自暴自棄的な複雑な意味があるように見えてくる・・・
今後が気になります。



あと、イルカのキーワードはなかなか上手いと思いました。
なるほどなあ。余計にカコが切ない・・・



残念な面はあったけど、期待は高まってます。
次回も楽しみ!!