大都市の中で一人佇む

都市伝説

オーディション系のライブイベントに顔を出す事になったので出向いたのですが、
ドタバタしてたのか関係者と連絡が取れず、
会場入りするもスタッフに足止めを食らわせられて入場しそこねた(苦笑)
いやまあ仕方がない。
昔僕もイベントスタッフの仕事をしてましたが、
僕が彼の立場だったら間違いなく止めますもの(笑)


結局終演後に軽く挨拶だけして撤収。
むう、不完全燃焼だ。




そんな中、鬼頭莫宏熱は最高潮に達してる秋山。
「殻都市の夢」を買ってみました。
いやあ、よいです!!



一回だけの読み切りとして描かれたにもかかわらずシリーズ化された短編集。
ヴァンデミエールの翼」(これも名作)の時もそうだったけど、
1話1話が独立しているのにちゃんとどこかで各話がリンクしてるというその構成力が見事!!
(特に3話〜4話〜5話の細かい絶妙なリンクは震えました)



ストーリーも残酷なのに切ない後味が残る鬼頭節が炸裂してます。
特に2話と3話は泣けます・・・




今回はグロはあまりないけどエロスが多いです(笑)
だけど鬼頭莫宏のエロスはいやらしさやあざとさがないし、
(むしろ包み隠さず正面から堂々と描いてるので清々しい)
他の作品と比べても比較的読みやすい作品だと思ったので、
「ぼくらの」などで鬼頭莫宏に興味を持った人は手にとってみるとよいかも。