二十億光年の孤独

遥かなる

昨日買ったゲーム「ORBITAL


話は遡る事二日前。
妹が「小山田圭吾が音楽を作ったゲームが出てるらしいよ」言ってきた。
(ちなみに26歳の兄と24歳の妹の会話は毎回こんなレベルである。)
さっそく調べてみると、Nintendoから発売されたbit Generationsというシリーズの一本の事らしい。
で、そのシリーズを調べるうち、この「ORBITAL」というゲームを知って、
とても面白そうだったのとお手軽な値段だったので、即購入したのである。
別に、ロゴMOTHERっぽいとか、そういう理由ではない。
(かと言いつつ、Nintendoじゃない会社のゲームがこのロゴだったら文句言ってただろうな・・・)




惑星を重力と反重力で操作して、
惑星同士でぶつかって大きな惑星にしたり、
自分が大きな惑星の衛星になったり、
逆に小さな惑星を自分の衛星にしたり、
それだけのゲームです。



これがやってみると程よい難易度で、ものすごく面白い。
宇宙空間に漂う惑星と、シンプルで美しい電子音のBGMがマッチしててとても綺麗。
衛星を「サテライト」すると音楽が変わるのですが、
音が広がる感じになったり、逆に静寂が広がったり、
とにかく今までに無いゲームです。


重力だけに身を任せて漂う惑星を見ていたら、
本当の宇宙に成り立ちとかを想像してしまって、
「これはゲームだから一瞬だけど、本当だったら何億光年という時間の出来事なんだろうな」とか考えていたら、
思わず感動してしまい、涙が零れそうになりました。
まさか、魅力的なキャラクターがいるわけでもストーリーがあるわけでもない、
当然文章なんてないゲームに感動するとは夢にも思いませんでした。



http://www.nintendo.co.jp/n08/bit_g/
上のサイトで「ORBITAL」のページを見てもらえるとわかりますが、
音楽がシビレます。
(といいつつ、この音楽はまだ実際にゲーム中で聴けてない・・・)


他のゲームも、なんだか面白そうで、
体験映像を見てるだけでもゾクゾクします。
久しぶりだ、こんな感覚。



あ、ちなみに小山田氏が音楽担当したのは「COLORIS」です。
こっちは買っておりませんので、悪しからず。