宿命

使者

東京ディズニーランドのアトラクション「シンデレラ城ミステリーツアー」の終了まで残り一週間。
これは東京ディズニーランドにしかないアトラクションなので、
終わってしまえば二度と見れなくなる。





遊園地・テーマパークとは非情なものだ。
古いアトラクションは廃止され、次々と新しいものが作られる。
僕が10代の頃に愛した富士急ハイランドも既に面影が失われつつあるし、
後楽園ゆうえんちなど、パラシュートとジオポリス以外全く無くなってしまった。
横浜ドリームランドや御殿場ファミリーランドに至っては今は影も形もない。
しかし、それは仕方の無いこと。
宿命なのだ。





話を戻すと、シンデレラ城ミステリーツアーである。
このアトラクションは地味ではあるが、その地味さ加減が好きだったりしたので、
無くなるとなるとやはり寂しい。
人々がこぞって写真を撮るあの城の中には、
恐ろしい魔女や魔物が住んでいるのだ。
そのギャップが好きだ。



人は何かを失ったあとに、その大切さに気付く生き物だ。
見たことのない人で、少しでも興味があるなら今ならまだ間に合う。
シンデレラ城ミステリーツアーだけが目当てくらいの気持ちでディズニーランドに行くんだ!!



実際に見たのと見ないのとでは大きく違う。
僕も公開が終了したあとにミート・ザ・ワールドの魅力に気付き、
とても後悔した一人だから、その悔しさはよくわかる。
※それ故に、フジパンロボット(http://d.hatena.ne.jp/akkyworld/20050618)を、
実際に見れた時はとてもうれしかった。








最後の一週間が始まる