極みへ

飲む薬

昨日今日と歯医者に行く。
先週からの歯痛は、治療中の歯が炎症を起こした関係らしい。
治療をうけるなり、腫れはまだ残っているが痛みはたちまち引いてしまった。
やはり歯医者は偉大だ。
抗生物質を飲む。




夜、テレビのチャンネルを回していたら「A.I.」という映画をやっていた。
途中からだったし食事の支度や片付けもしていたので飛び飛びだったが、
内容は大体読み取れるモノだった。
逆に言えば、ちゃんと見ていたらダラダラと長いだけということか!?



とにかく、よくも悪くも不気味で後味の悪い作品だと思った。
スピルバーグの強引な力でラストは泣けるように仕立て上げられているが、
僕にはどうも皮肉な内容にしか思えなかった。


人類が滅びた後に進化したロボット(又は異星人?)が作った作り物の世界で、
感情を持った子供型ロボットは、母親(買い主)のクローンによって
「愛されたい」という望みを叶えられる。
・・・これをハッピーエンドと呼んでいいのだろうか?




全編に漂う「無機質な気味の悪さ」はどちらかというと好きである。
ブレードランナーとか、手塚治虫みたいな)
そういう意味では見てよかったけど、また見たいとはあまり思わなかった。
万人が喜ぶ映画ではないと思うし、
家族で楽しく見る、という映画でもないな。





途中、コニーアイランドが出て来てちょっと興奮。
ニューヨークにある遊園地で、今は小さく廃れているらしいが、
昔はディズニーランドよりもすごい遊園地だったというのだ。
(その凄さを紹介しているサイトがあったが、どうやら閉鎖されたらしい)
あのピノキオのアトラクションって本当にあるのかな?