春の新作

スーベニア!!

来ました、スピッツNewアルバム「スーベニア」!!



今回は久々にジャケがいいので期待も高かったです!!
(「隼」「三日月ロック」「色色衣」は個人的にジャケがイマイチだったので)
スピッツのアルバムはやっぱりジャケがよくないと始まらない!!


せっかくなので全曲レビュー!!


「春の歌」
1曲目からいきなり名曲!!
一度聞いただけで心を鷲掴みにするメロディーはさすが!!



「ありふれた人生」
これでもかというくらいの王道ポップ。
イントロのアコギのフレーズがいいねえ。
どうせならストリングスを入れずに、そのまま行けばもっとよかったかも。
でもいい曲だなあ。



「甘ったれクリーチャー」
歌詞がマサムネ節全開!!
長年の課題だった「ギターロックとマサムネメロディーの融合」は、
もう既にモノにできたようですね。



「優しくなりたいな」
ピアノバラードというか、独特な感じ。マサムネ氏のソロ作品かっ!?



ナンプラー日和」
発売前から話題だったこの曲。
聞いてみてあまりにも「まんま」なアレンジに爆笑(笑)
サビでいきなり普段のスピッツに戻っちゃう微妙なハズシ具合がよいっす。
(ジッタリン・ジンの「にちようび」を思い出したのは僕だけ?)



「正夢」
シングルです。このアルバムの中では一番普通な曲かも。



「ほのほ」
かっこいい!!スピッツでアコギが効果的に鳴ってる曲は名曲が多い。



「ワタリ」
かっこいい!!その2
最近の若い世代のギターロックを意識したのでしょうか?そんなサウンド
歌詞もいつになく鋭い内容。どうした、マサムネ!?
関係ないがこのタイトル見て、「DEATH NOTE」思い出してしまった(笑)



「恋のはじまり」
僕の中で勝手に位置づけすると、
「隼」の「ハートが帰らない」の位置にあたる曲なのかも。
僕は好きなんだけど、意外と好きっていう人が他にはいない、みたいな(笑)
スピッツ本人達もライブではこういう曲やらないんですよねー(笑)
いい曲なのになー。
(↑まだ誰の意見も聞いてないのに勝手に決めつけてます)





「自転車」
おお、意外!!まさかレゲエ調の曲とは!!
こういう短い名曲があると、スピッツの初期を思い出します。
「名前をつけてやる」あたりの。



テイタム・オニール
どういう意味だろう?と思って調べてみたら昔の女優さん(子役)の名前らしい。
かわいいオルガンの音がいかにもクージー!!
・・・と思っていたら、クジさんの名前がクレジットされてない!!
今回は参加してないのかな?



「会いに行くよ」
これもまたポップスの王道。
もうちょっと尖り具合があってもいいかな?



みそか
最後の最後でもロック魂炸裂!!
前作の「けもの道」もそうだったけど、
こういうライブ向きな曲を最後にもってくるセンスはいいなあ






総評
実験的な曲が多かったですが、
全体的にはいつもよりも大人しい出来上がりかも。
ストリングスの入った曲はそれが全面に出過ぎちゃってもったいない気もした。
逆に、ギターロックな曲はいい感じにバンドに馴染んできていて、
今後ライブで炸裂するのが楽しみである。
プロデューサーが同じということもあってか、
「三日月ロック」の延長線上にあるアルバムですね。





余談だが、ジャケに映っている女の子、
松本夏空」というモデルさんらしいのだが、
生まれたのがなんと1990年7月2日との事。
スピッツがデビューしたのが1991年3月25日だから、その時彼女はまだ0歳!!
結成時の1987年にはまだ生まれてもいないわけで・・・
そんな子が表紙を飾ってるって、なんか面白いなあ