そっと泣くように

雨

午前中に山梨へ帰りました。




ずっと入院していた祖母と違い二週間前までは普通の生活を送っていたため、
祖父の顔は痩せこけたりした様子がまるでなく、
本当に眠っているようでした。




祖父は本当に元気で活発な人だったので、
何があっても死なないんじゃないかとずっと思っていました。
こうして静かに眠っている姿を前にしても、
心のどこかではまだ信じられないような気持ちがあります。




祖母の葬儀前の数日はバタバタしてたのですが、
直後ということもあり準備はスムーズに行われていて、
静かに時間が過ぎていくような感じです。



夕暮から降り出した雨の音が静かに響く、そんな夜でした。