映画を見た後は、ギターの音を歪ませちゃいけないような気がしてくる

20世紀の大発明

レス・ポールの伝説」という映画を見てきました。
言わずと知れたレスポールギターを作ったレス・ポール氏のドキュメンタリーなわけですが、
知らなかった事を沢山知れたので、
勉強になったし面白かったです。




演奏しているところを見るのは初めてだったのですが、
めちゃくちゃ上手くてビックリした。
戦前という時代に、どうやったらあんな奏法が思いつけるんだ・・・


そして何より、93歳の現在も未だ現役なのが凄い!!
正に生ける伝説です。





レス・ポール氏が凄いことは分かったのですが、映画の作り方としては幾つか不満が。
元々カントリー、ジャズのために作ったレスポールギターが、
実際はロックの分野でブレイクしてしまったことに対して、
レス・ポール氏はどう思っていたのかを見たかったのだけど、
ほとんど触れられずに終わってしまいました。
時系列もはっきりした作りじゃないから時代の流れも分かり難かったし。




ドキュメンタリー映画としてはちょっと物足りない感じでしたが、
氏の演奏と、豪華ミュージシャンとの競演シーンは見応えがあるので、
レスポーラーは一度は見るべきでしょう。