残響音との共存

ラブレス

先週の土曜日のライブの話です。
後輩(?)のhiroshi王子とイクちゃんのバンド、black infinite spaceのライブでした。
http://www.myspace.com/blackinfinitespace




シューゲイザーなノイズサウンドが心地よいです。
以前よりもギターの音が良くなったなあと思いました。
なんか、右上の写真もLovelessMy Bloody Valentine)のジャケみたいになってる(笑)




イクちゃん(Bass)が急遽今回は参加できなくなったため、
メンバー内で曲ごとに交代でベースを弾いていました。
急ごしらえにもかかわらず演奏もアレンジもしっかりしてたのは見事でした。
本人達は100%でライブできなくて悔しそうでしたが、
不本意なライブを経て、成長していくのだよ。



僕とか未だに不本意なことが多いですが・・・





充分楽しかったのですが、
hiroshi王子が「日記で辛口に書いてください!!」と言ってきたので、
一つ気になったことだけ。




おそらくボーカル用エフェクターをマイクに繋いでいたのだと思いますが、
(違っていたら失礼)
バーブが強すぎて、他の音に埋もれて聞き取りにくい感じがしました。
シューゲイザーとはいえ、もう少しリバーブを押さえて原音を残した方がいいですね。



できれば原音とリバーブ成分を分離して二回線にできたらベストなのですが・・・
ザっとみた感じだと、現状のライブ使用のボーカル用エフェクターではできなさそう?




なので、僕ならどうするか考えてみたのですが。




まずバランス出力とフォーン出力の二系統ある小型のマイクプリアンプを用意します。
(8千円〜2万円くらいのもの)
マイクをプリアンプに繋いだら、バランス出力は普通に原音のままPAに送ります。
そして、フォーン出力をエフェクターに繋ぎ、
バーブ成分を100%にしてPAに出力させます。
そうすると、原音とリバーブ成分を分離させることができます!!
要はセンド&リターンの発想ですね。




実際に試したらどうなるか?という意見がでると思いますので、
実験してみました!!


http://www.geocities.jp/akkybug/20081119akiyama.mp3



こんな感じになりました!!
音源の中では言及してませんが、音量は一切変えてません。
ライブでやる場合、音に芯がないとギターやドラムに埋もれてしまうので、
ミックスした音くらいが馴染むんじゃないかと思います。



多分もっといい方法はあるんだと思いますが、
知っての通り、回りくどいやり方が好きな人間なので(笑)、
参考までに聴いていただけたらと思います。



〜補記〜
これはあくまでも自分でリバーブをコントロールしたい場合の話なので、
こだわりがなければ、普通にPAさんにリバーブ強めにかけてもらえればよいでしょう。