これまで無かったのが不思議なくらい

MEMOTRONとnovatron

先日、メロトロンを完全再現したと謳っている
「MEMOTRON(Manikin Electronic)」を試走したんですけど、
めちゃくちゃいい音でかなり感動したのです。




そうなると、是非とも本物を試してみたいところ。
そんなことを思っていた訳ですが、
渋谷の鍵盤堂がMEMOTRONの販売実績日本一になったという話を聞き、
「あそこなら本物を置いてあるかも!!」と思い久々に行ってみたら・・・




あった(笑)
正確にはnovatronでしたが、
商標の関係で「メロトロン」の名前が使えなかっただけの代物なので、中身は本物です。


も〜、本当、鍵盤堂、大好きだ!!




しかもご丁寧にMEMOTRONとnovatronを重ねて置いてやがる。
聴き比べろというのか!!
比べようじゃないか!!






驚いた事に、両者ともほとんど変わらない音が出てた!!
もちろん本物は微妙な「揺れ」が生じる楽器なのでその違いはあるけど、
ステージで使う分には全く問題ないんじゃないでしょうか?
演奏の中で使われたら、多分区別できないと思う。
つまり、それだけMEMOTRONの再現度が見事ということでしょう。


Nord Electro並の大ヒットも夢じゃない・・・かも。





で、話は変わり。
本物のメロトロンを生まれて初めて弾いた訳ですが、
鍵盤を押すと、ちゃんとモーターが回ってるのを指で感じる事ができて感動した!!
「テープの限界まで弾いたらどうなるんだろう?」という疑問も解消しました。
ブツっと途切れます(笑)



かなり年季が入った機体だからか音が出にくい鍵盤もあったりしてますが、
やはり別格のオーラがあります。
そして、噂通りの「ピッチの不安定さ」がなんとも言えない(笑)
実用するには少し厳しいかもしれないけど、マニアにはたまりませんなあ。



もちろん「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」を弾きましたよ。
Pitchのノブはそのためにあるのです(違う)



それにしても、BOSS RE-20 SPACE ECHOといい、
最近の技術はテープ機材の再現度が半端ないですね。
すごい時代だ。