夏を生き抜いて

そして眠る

地面に落ちた蝉。
どうしてもハチクロのエピソードを思い出してしまうなあ。


「三月のライオン」、現在までで4話まで発表されていますが、とても誠実な漫画だと思います。
今の所、派手な展開もないし切なさを刺激するような恋物語もない、
だけどグイグイと物語に引き込む力を持っている。
読者に媚びず、純粋に物語を語ること。
それを実践できている漫画が昨今でどのくらいあるだろうか?


羽海野チカ先生はすでに「ハチミツとクローバー」という大きな枠から抜け出して、
新たな地平に立っているのだと強く感じます。
あらためて、凄い人だ。





今日はアニメ「ぼくらの」の放送日。
ここ最近は独自の展開を行き過ぎて逸脱してしまってた感がありましたが、
久々に「ぼくらの」らしい内容。
だけど、やはりどうしても物足りなさを感じてしまうのは、
どこかで原作と比べてしまっているからだけではないのでしょう。


やはり物語としての矛盾の多さ、表現の稚拙さ、必要性を感じない設定変更など、
目に見える欠点が多いように感じます。
しかもこれらはオリジナルパートに入ってから顕著になっていきました。
序盤は良かったし、OPなどの出来が神がかっているだけに本当もったいない!!



ここから最後まで盛り上がってくれるといいのですが・・・