夢がMOGIMOGI

クニヒコ

ふざけたタイトルですが、今回のアニメ「ぼくらの」は原作でも珠玉のエピソードでもある「モジ編」!!
原作では4ヶ月分費やしたエピソードをたった30分でやってしまうというハイペースぶり!!(笑)



・・・ていうか、確実に時間が少な過ぎだよなあ。
同じ分量(二話)のワク、コダマ、ダイチが1話で終わったのはまあ妥当。
ダイチはもう1話くらいあってもよかったけど、
ワクとコダマは原作よりも丁寧に描かれてて満足だった。
チズ、カコはひとまとめにされてたけど、
アニメでも4週使って丁寧に描写されてたし。(賛否両論はあるみたいですが)


しかし、先週のナカマ編は三ヶ月分のエピソードを30分に縮められて、
今週のモジは、チズと同じ分量(4ヶ月分)なのに30分に削られてた。


まあ尺や話数の問題があるから削られたりするのは仕方がないと思うんだけど、
やはり一人につき二週は使って欲しい・・・


現在「ぼくらの」の単行本は6巻まで出ていて、
先日のIKKIで7巻と8巻の前後くらいのエピソードだと思うので、
今のペースで素直に終わるなら10巻くらいで完結と予想すると、
ちょうどハチミツとクローバーと同じ巻数になる。


ハチクロのアニメが二期と合わせて全36話で、過不足なく完璧なさじ加減だったことを考えると、
予定されてる22〜24話で「ぼくらの」のエピソードをきっちり描くのは不可能だとわかる。
う〜む、仕方がないのか・・・




さて、アニメの感想ですが、普通にいい話でした。
・・・というか、普通のいい話と言った方がいいかも。


「原作と比べない」と先週いいましたが、
言い方を変えると、原作と比べた時にどうしても薄味になってしまっているから
別物として評価するしかないということなんです。


先週のナカマも「普通のいい話」なんですよ。
あれ単体で見ればそんなに悪くはないと思う。
だけど原作と比べちゃうと、薄味なんです。



原作のあのカタルシスがないのです。
「友達作ってきなさい」とミコさんが言ったあのコマと、
手術室へと向うモジの見開きで僕は大泣きしたんですけど、
あの胸を掴まれるような感動がないんです。
「普通のいい話」で終わってしまっている。


う〜ん、どうなんだろう・・・



ただ、原作の鬼頭莫宏がブログでマキ編前半はとりあえず見てくださいと言っていたので、
今後に期待しよう!!



今回もいいところはありましたよ。
オリジナルの敵ロボットとの戦闘はとても面白かった!!


・・・ただ、あそこをわざわざ変える必要があったかと言われれば、よくわからないけど・・・




これから森田宏幸監督のブログを見てきます。