「i」

「奇妙でおもしろい世界から、たぶん最後の贈り物。」

こんな絶妙なキャッチフレーズと共に、「MOTHER3i」の配信が始まりました。
感覚としては「MOTHER1+2」のサントラのように、
ゲーム中の音楽を実際の楽器やシンセで再現するといった形式。
この形式が好きな僕としては、かなり嬉しいです。

作曲者の酒井省吾さんの意向が重視された選曲なので、
「もしも、あなたのお気に入りの曲が入ってなかったらゴメンナサイ！」
なんて控えめに話されてましたが、
「これは入ってないだろうなあ・・・」
と思ってた曲が全部、しかも生楽器（に近い音も含む）で再現されてたのがすごいよかった！！

ブタマスク戦の曲、『ラグタイム・オソヘ』『おばけのためのエチュード』、
そして戦闘の音楽では一番好きな『モッタイナイ賛歌』が入ってたのが感動でした。

初めてプレイしてたとき、夢中で徹夜でプレイしていて、
丁度夜明けの少し前あたりで『モッタイナイ賛歌』が流れるシーンにいたのです。
あのシーンって、四人パーティになってすぐのボス戦だから、
ものすごいテンションが高くなるんですよね。
（コワモテブタマスク戦もありますが）
しかも緊張感あるシーンにあの緊張感ある音楽がかみ合わさり、
しかも敵の名前が「かなしきよせあつめ」というまるでMOTHER3を象徴するような切ない名前で、
無性に感動したのをよく憶えています。

最後なんておっしゃるけど、まだまだ終われそうにありません。