今も、同じ空の下で

空に

仕事で知り合った人が、
別の仕事に就く為にそれまでいた場所から離れていったということを聞いた。


特に親しいわけではなかったけど、
顔を合わせれば挨拶を交わしていたし、
2度くらい真面目に話をしたことがあった人だ。
機会があれば、もっと仲良くなりたいと思っていた人だったのだけれど。



もう二度と会うことはないだろう。
そのことに、思ってたよりも何も感じなかった。
特に悲しくもない。
ただ、せめて「元気で」とか、一言くらい言いたかった。




いつだって僕の中では、別れは歌になってしまう。
もしかしたら、それだけ過去に生きている人間なのかもしれない。