自然の美しさよ 人の心の醜さよ

潤してくれ

今年も家の前の桜が綺麗に咲きました。
花見でもしようかなあ。






しかし、心がすさんでしまうような事件があった。
今日、仕事現場の控え室で貴重品の盗難が難件もあった。
僕も財布をやられた。
常に持ち歩いていて、どこかに置いたりしたはずないのに、
いつの間にかやられていた。




みんなで探しても見つからず、「これは警察を呼ぼう」と言い出し始めたら、
次々と盗まれたモノが見つかりだした。
僕の財布は、現金7000円ほど盗まれていたが他は無事だった。







しかし、どうも不自然なのだ。
僕の財布は、探した筈の場所にいつの間にか置かれていたり、
(しかも僕が座っていた席の真後ろの席)
他の人のは誰も立ち入ってない建物のベンチの上にあったり。
それに、状況的に外部の人間が入って来れるような場所ではなかったので、
おそらく内部者であるだろうということ・・・



人を疑うのはよくないことだが、あきらかに怪しい人が一人いた。
荷物チェックの際「お互いを疑うのはよくないからよそう」と言い出して渋ったり、
「疑っても仕方ないからお金を取られた人に、一人千円だしてみんなでカンパして終わりにしよう」
といきなり言い出したりと、この問題を早く終わらせようという雰囲気をだしていた。





犯行時刻と思われる時間帯に休憩時間だったのもその人だし、
何よりも、上に書いた不自然な発見場所で「財布を見つけた」と
言い出して持って来たのもその人だ。(その時は場付き添いもいたが)



昼まで寝坊して遅刻したりと勤務態度もいささか問題がある人だったので、
おそらく大方の人がその人を疑っていたが、
証拠もでないし、場所が派遣先の事務所なので担当者も警察沙汰にしたくないらしく、
盗られた金銭は会社が払う、ということで終わってしまった。




被害額が支払われたので損失はないのだが、はっきりいって気分が悪い。
仕事は明日までだが、一日みんなが疑心暗鬼で仕事をすることになるのだろう。



少なくてもこの文章を見た人には、こんな人間になって欲しくないと思う。
僕も嫌だ。