ダブルアーツ

ダブルアーツ

ダブルアーツ」について書きたいんですけど、
ネタバレとか嫌な人は後から見てください。
とりあえず、関係ないこと書くので。






久々に秘密の会合をしました。





理不尽な状況に追い込まれた時に、
「社会人だから」と頑張って乗り越えようする人もいれば、
それを「言い訳して打開を避けてるだけだ」と指摘する人もいたり、
不本意な状況に捕われずに、抜け出して自由を得ようとする意見もあれば、
それを逃げだという人もあり。




おそらくどんな立場の人でも抱える問題で、
どの意見も間違ってるわけじゃないからこそ、
答えを出すのは難しいですね。




僕は僕で、のほほんとくだらない話をするくらいしかできませんが、
それを聞いた人が肩の力を抜いてくれるなら、それでいいのかなと思います。







さて、「ダブルアーツ





最終回でした。
残念ながら打ち切りという形で。




たしかに、途中のバトル路線っぽい展開は不完全燃焼であったことは否めないし、
子供ウケするにはやや地味な印象は常にありました。
生き残りの厳しい少年ジャンプでは確かに分が悪い作品です。





しかし、打ち切りであるにも関わらず、
こんなに心震えた最終回は初めてみました。





古味直志先生の最大の魅力は、
大人の心にも響く清々しい物語を描けることです。



そして、最終回では見事に炸裂してた!!



エルーのモノローグはもちろんですが、
ラスト6ページの、「キリが旅をした本当の理由」が明かされたとき、
ハートを打ち抜かれてしまいました。




なんだよ!!
あんなに素っ気なさそうな顔をずっとしてたくせにさ。
あ〜、もう!!




キリ、最高だ!!!!





結局、伏線はまったく解消されませんでしたが、
そんなことがどうでもいいくらい、見事なボーイ・ミーツ・ガール・ストーリーでした。
これが見たかったから、もう満足だ!!




古味直志先生の次回作、本当に、本当に楽しみにしてます!!