他者と僕と手を繋いで

手慣れ

お仕事の曲で、僕の曲に付ける歌詞が先方から届いた。
「君の手のひらに 降りたエンジェル」とかそんな歌詞で、
絶対に自分じゃ書かない類の歌詞なので、なんかオモロイ。



最近は歌詞を他の人が書くというパターンが多いのですが、
仕事とかする前はそういうのって窮屈なんだろうなあ、って思ってたわけです。
でも実際にやってみると、とても面白いものなんだと気が付きました。



先日出来た曲なんかは、依頼者側からの歌詞が最初に出来ててそれにメロディを付ける形だった。
自分で書いた歌詞にメロディを載せることはあっても、
他の人が書いた歌詞に載せるのはほとんど初体験。
不安もなくはなかったが、
しかし、自分が普段使わない字数だとかが飛び出してきたので、
逆に新たなメロディーの模索に繋がったのだ。
結果、自分で歌詞を書いたら絶対に出てこない、いいメロディが作れたと思う。




DTM全盛の時代で、一人でなんでもつくれちゃうわけだけど、
やはり一人で作るよりも、他の人と協力して一つの物を完成させるほうが感動があります。



これぞケミストリー。